7月は富士山開山+祇園祭 — 2区間キャンピングカールート
7月は、日本の夏二大イベントが同時に並ぶ月です。富士山が山開きを迎え、京都が一ヶ月まるごと祇園祭を行います。富士山のベースキャンプにもなり、翌日には関西の祭シャトルにもなる — そんな乗り物はキャンピングカーだけ。ホテルを一軒も予約せずに両方を巡れます。
これは9日間・約1,150kmのルートで、きれいに2区間に分かれます。富士ベースキャンプ区間と京都・大阪の祭区間です。正直に言うと難所はひとつ — 祭のピーク当日に市街中心でキャンピングカーを停めるのは現実的ではありません。解決策は単純で、ここで明記します。市街の外に停めて、電車で入る。
7月のイベント(2026年の正確な日程は予約前に確認を)
- 富士山の登山シーズンは例年7月1日頃に吉田ルート(富士五湖側)が開山。近年は山梨県が登山者の予約・人数制限を実施しているため、2026年の日程と予約ルールを公式の富士登山ポータルでご確認ください
- 祇園祭(京都)は7月いっぱい。山鉾巡行は前祭が例年7月17日頃、後祭が7月24日頃。巡行前3夜の宵山が、山鉾が灯され通りが最も賑わう時です
- 天神祭(大阪)は日本三大祭のひとつで、例年7月24〜25日。大川の船渡御と花火で締めくくられます
いずれも定着した例年の日程ですが、暦で1日前後ずれることがあります。2026年の公式日程を必ず確認し、富士山の予約制度は確認するまで必須とお考えください。
9日間ルート
- 1日目: 東京 → 河口湖/スバルライン五合目(約120km)
- 2日目: 富士ベースキャンプ — 登山または五湖
- 3日目: 河口湖 → 浜松(約210km)
- 4日目: 浜松 → 京都郊外(約230km)
- 5日目: 祇園祭(電車で入る)
- 6日目: 祇園祭 山鉾巡行日(電車で入る)
- 7日目: 京都 → 大阪郊外(約60km)天神祭
- 8日目: 大阪 → 浜松(約280km)
- 9日目: 浜松 → 東京(約250km)
総走行 約1,150km。往復のETC高速代は約¥11,000(ETCカード込み)。
区間1 — 富士ベースキャンプ(1〜2日目)
1日目 — 東京から富士へ
江戸川ベースを朝出発、笹子トンネルの渋滞前に中央道を抜けます。約120km、ETC約¥3,000。富士スバルライン(有料)で五合目(約2,300m)へ。マイカー規制の時期があるので現行ルールを確認。道の駅なるさわ泊 — 無料、早朝登山に最適なベース。
2日目 — 登山日または五湖日
吉田ルートを登るなら、キャンピングカーが登山前後のベース。低地で寝て早立ちし、混雑した山小屋ではなく自分のベッドで回復できます。登らないなら五湖へ — 大石公園のラベンダーは7月がピーク、道の駅やまなかこには紅富士の湯(¥800)併設。道の駅やまなかこ泊 — 無料、温泉あり。
区間2 — 関西の祭(3〜9日目)
3日目 — 富士から浜松
東名で西へ移動する日。約210km。浜松近郊の道の駅泊 — 無料、京都までの距離を分割。
4日目 — 浜松から京都郊外
ここが肝。祇園祭中に京都中心部でキャンピングカーを停めようとしないこと。 山鉾町は交通規制され、巡行日に大型車の駐車場は中心部にありません。約230km(新東名・名神)。車は市街の外に:
- 京都の南西の道の駅やRVパーク(大津・琵琶湖方面、約15km)に停めて電車で
- 市街端のJR・京阪駅周辺のパークアンドライド
日程が合えば夜の宵山へ電車で。
5日目 — 祇園祭(宵山)
車は市街の外に停めたまま電車で入ります。各巡行の前夜は山鉾が灯され、屋台が通りを埋めます。市街端の駐車場に車を置き、JR・京阪・地下鉄で山鉾町へ。これがこの旅で最も重要な駐車ルール — 車は宿であって祭の足ではありません。
6日目 — 祇園祭(山鉾巡行)
巡行日。前祭は例年7月17日頃、後祭は7月24日頃。同じくパークアンドライドで。中心部は巡行のかなり前に交通規制されるので早めに入り、夕方に車へ戻ります。
7日目 — 京都から大阪、天神祭
大阪へ約60kmの短い移動、川の祭は例年7月24〜25日。同じルールで大阪郊外に車を停め、電車で大川河畔へ。天神祭は船渡御と花火で締め。身軽に行って自分のベッドへ。大阪郊外のRVパークまたは道の駅泊。
8日目 — 大阪から浜松
東への長い帰路の始まり。約280km(名神・新東名)。浜松近郊の道の駅泊 — 無料。
9日目 — 浜松から東京
約250km、東名+首都高、ETC約¥5,500。18時までに返却。
実費の目安(シャトル、2名)
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| シャトル 8泊 × ¥9,800 | ¥78,400 |
| 燃料(約1,150km、18km/L) | 約¥11,200 |
| 高速代(往復) | 約¥11,000 |
| 富士スバルライン/登山アクセス | 約¥3,000 |
| パークアンドライド+電車(祭日) | 約¥6,000 |
| 温泉・キャンプ場代 | 約¥6,000 |
| 合計(食費・登山装備除く) | 約¥116,000 |
宿泊の多くは無料の道の駅。9日間・二大イベントでも総額を抑えられます。ETCカードと走行距離無制限は88roads全車に標準。
7月の二本立てにどの車種?
ここはホンダ・シャトルが賢い選択 — 1,150kmで18〜22km/Lは燃料代に効き、コンパクトさで祭日のパークアンドライドが格段に楽。富士ベースキャンプで立てる室内高が欲しければ、約¥10,000増でホンダ・ステップワゴン(ホワイト)へ。
レンタルは1泊¥9,800から。7月のご希望日程を送っていただければ、2026年の確定した祇園祭巡行日、現行の富士登山予約ルール、両都市で実際に使うパークアンドライド駐車場つきの印刷用ルートPDFをお送りします。